
末期腎不全患者様等に対して入院透析(透析導入を含む)から外来維持透析まで行っています。
当院では安全・安心して日々血液透析を行っていただくため、専門的知識・技術をもった透析スタッフが日々懸命に透析業務を行っています。
導入期のシャント手術または、シャント手術後のシャントトラブルに関しても適切な検査・治療を院内で行っています。
血液透析療法以外にも血漿交換療法、ビリルビン吸着療法、白血球除去療法、腹水濃縮還元静注法なども行っています。
実施可能な血液浄化療法
- 血液透析
- 血液濾過透析
- 単純血漿交換
- 二重濾過血漿交換
- LDL吸着
- エンドトキシン吸着
- 持続的緩徐式血液濾過透析
設備
- 透析装置19台(19床)
- 液晶テレビ(各ベットごと)
- 専用更衣室
- 専用トイレ
業務内容
日々の業務のほかに、下記の業務も行っています。
- 透析導入患者または入院外来維持透析患者への教育・指導
- 透析患者のシャント肢管理
- 透析患者の下肢観察および指導
下肢観察
近年、透析患者様の高齢化や糖尿病による腎不全患者様の増加に伴い
・動脈硬化が進行し足への血流が悪くなる
・冷えや痺れ、痛みが起こる
・小さい傷が出来た場合、血流が悪いため治りが悪い
・悪化して潰瘍形成、壊死、最も酷い場合は下肢切断に至る
といった、足へのトラブルが増加しています。
足の異常は患者様の日常生活に大きな影響を及ぼし、ADLの低下からQOLの低下につながることが予測されます。
そのため透析センターでは2016年秋頃から全ての透析患者様に対して、下肢観察を行っています。
足の異常を早期発見することで、患者様のQOL低下を予防し、より良い生活が維持できようにスタッフ一丸となり指導に取り組み、透析患者様の生活の向上にむけ頑張っております。