ごあいさつ
大阪回生病院眼科のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当科では、白内障、網膜硝子体疾患、緑内障を中心に、さまざまな眼疾患に対して専門性の高い医療を提供しております。
患者さま一人ひとりに寄り添い、丁寧な診察とわかりやすい説明、そして安全で質の高い治療を心がけて、日々診療に取り組んでおります。
長年にわたり当院眼科を牽引してこられた佐藤名誉院長は、誠実で温かい診療を通じて、患者さまのみならず医療関係者からも厚い信頼を寄せられてきました。
その理念は、今も当科の礎として息づいており、手術ないし診療にて前線に立っておられます。
網膜硝子体疾患の分野では、豊富な経験と高い技術を有する池田医師が在籍し、難症例にも対応可能な体制を整えております。
繊細な技術が求められる網膜硝子体手術において、確実で安全な治療を提供しています。
また、2025年より部長に就任した吉田医師は、緑内障を専門とし、患者さまの視機能を長く保つために、薬物治療から外科的治療まで幅広く対応しております。
緑内障に対する新たな治療法も積極的に導入しながら、診療の質の向上に努めております。
さらに、昨年より岸医師が、今年からは富畑医師、茶谷医師が加わり、チーム全体としての診療体制がより一層充実いたしました。
各医師が専門性を活かしながら、連携を重視したチーム医療を実践しています。
当科は、院内の眼形成手術センターとも密接に連携し、まぶたや眼窩の疾患、涙道疾患などの治療にも柔軟に対応できる体制を整えています。
疾患ごとの専門性を活かしつつ、科を越えた連携により、患者さまにとって最も適した医療を提供することを目指しています。
私たちは、「見えることの大切さ」に真摯に向き合い、地域の皆さまに安心してご相談いただける診療科であり続けたいと願っています。
これからも、信頼される医療の提供と心の通った対応を大切にしながら、研鑽を重ねてまいります。
今後とも、大阪回生病院眼科をどうぞよろしくお願い申し上げます。
大阪回生病院 眼科一同
対象疾患/治療
白内障手術
日帰りから片眼入院(1~2泊)、両眼入院(3~4泊)まで、白内障の進行状況や全身状態を考慮した上で、ご要望に合わせて柔軟に対応します。
当科では2016年に先進医療認定施設となりましてから、多焦点眼内レンズを使用した白内障手術を積極的に行なっております。
2020年4月からは保険適応(選定療養)となり、別途費用をご負担いただくことになりました。
使用する眼内レンズにより、術後の見え方も金額も異なりますので、詳細につきましては主治医とご相談ください。
網膜硝子体疾患
網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑上膜、黄斑円孔などに対する硝子体手術では、最新鋭硝子体マシンによる安全で効率的な25ゲージ・27ゲージ小切開手術を行い、患者さんを失明から守るとともに、術後安静などの負担軽減に努めています。
糖尿病網膜症や網膜裂孔などに対する光凝固術、加齢黄斑変性、黄斑浮腫などに対する抗VEGF剤硝子体注射も外来で積極的に行っております。