国内でも有数の睡眠医療センターを有する、総合病院の歯科口腔外科という専門性・特殊性を生かして、一般歯科診療所では対応困難な全身管理を要する方への歯科口腔外科治療ならびに周術期口腔機能管理も行っております。
なお当院は歯科医師臨床研修制度協力型研修施設、日本口腔外科学会研修施設に指定されております
対象疾患/治療
- 治療困難な歯・歯周組織疾患
- 口腔粘膜疾患
- 埋伏歯抜歯
- 有病者の抜歯等の観血的処置
- 口腔顎顔面外傷
- 重篤な炎症
- 嚢胞性疾患
- 口腔腫瘍(悪性、前がん病変を含む)
- 顎変形症
- 顎関節症
- 唾液腺疾患
- 観血的口腔処置・手術
- 手術患者様の周術期口腔機能管理(誤嚥性肺炎などの合併症を予防し入院期間の短縮を目的とします)
- 睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療
口腔ケア
口の中には非常に多くの菌が存在し、その菌の中には肺炎の原因菌、歯周病菌などが潜んでいます。
歯周病菌はとくに心疾患、脳血管系の疾患、糖尿病などの全身疾患に関連性があるといわれています。
歯科衛生士による口腔ケアを行うことで、肺炎などの感染症を予防し、咀嚼・嚥下機能・話す機能などを維持、改善させ、QOLを向上させる一端を担っています。
マウスピース
歯科技工技術を専門職とする歯科技工士が、目的に応じて様々なマウスピース(口の中で使う装置)を製作しています。
当院睡眠医療センターと連携して、睡眠時無呼吸症候群の治療や顎関節の治療に使うマウスピースを製作しています。
当院睡眠医療センターや他院、他科からの紹介で1998年より行っているマウスピースは、4000例以上の症例に対応してきたことでの経験やノウハウを生かして、患者様にとって満足度の高いマウスピース作りを心がけております。
院内技工室に歯科技工士が常駐しているので、修理依頼にも即時に対応することができます。