院長 土居 布加志
当院は「地域と共に歩む急性期病院」として、皆様の健康と安心を守ることを使命としています。
私たちの病院は、24時間365日、どんな時でも皆様に寄り添う救急医療と、高度な知識と技術を要する専門医療の両立を柱としています。
地域の医療機関との連携を密にし、かかりつけ医の先生方からのご紹介を大切に、それぞれの専門分野で最善の医療を提供し、病状が落ち着けば再び地域で支える体制を構築しています。
これは、地域全体で患者様を支えるという私たちの強い思いの表れです。
私が院長就任後、未曾有のコロナ禍に直面しました。
病院運営が困難を極める中、改めて痛感したのは、医療を支える「人」の存在の尊さです。
職員一人ひとりが心身ともに健康でなければ、患者様を救うことはできません。
私たちは、職員が安心して働き、自身の能力を最大限に発揮できるよう、その心と身体の健康を何よりも大切にしています。
彼らがやりがいを持って仕事に取り組める環境を整えることが、ひいては質の高い医療提供に繋がると信じています。
また、私たちは単に病気を治すだけでなく、「何があっても、ここに来れば何とかなる」と皆様に思っていただけるような、安心感を提供できる病院でありたいと願っています。
変化の激しい時代の中で、困難に直面しても柔軟に対応し、地域医療の中核としての役割を果たし続ける。それが私たちの責務です。
これからも、大阪回生病院は「一視同仁、博愛慈善」の精神に基づき、地域社会と共に歩み、皆様の命と健康を守るために全力を尽くしてまいります。
皆様からの信頼を糧に、より良い医療の提供に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。