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受診と検査(費用)に関するQ&A

受診したいと思うのですが、どうすればよいのですか?
初診の方の診察には十分な時間が必要です。また、全ての担当医は睡眠医学を専門とする医師ですが、その専門領域は呼吸器内科、心療内科、神経内科、小児科と異なるため、患者様の症状によって専門領域の医師が担当するようにしています。このため、まず、「06-6393-6234」(大阪回生病院 代表番号)にお電話いただき、ご予約ください。
どのくらいの期間で予約がとれますか?
その時の予約状況と症状によって異なります。睡眠時無呼吸症候群の疑いで受診される方であれば、1ヶ月後ぐらいです。他の睡眠関連疾患の方の診療では1~2ヶ月後になります。

専門医療機関としての役割を果たすため、診療は紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方を優先しています。なるべくかかりつけ医などの紹介状をご持参いただくようお願いします。なお、病状によって、他の医療機関での診療が困難で、私どもでの早急な医療が必要と思われる場合には、できるだけ早急に診療を受けていただけるように配慮していますので、ご相談ください。
約1年ぶりに受診したいのですが、どうすれば良いですか?
担当医からの指示ではなく自己判断で診療を中断されていた場合などでは、中断期間が約6カ月を超えていると初診扱いになります。この場合、特定療養費3,240円が必要となります(他院からの診療情報提供書をお持ちの方の場合は不要です)。また、なるべくこうした場合、通常の初診の患者さんより早く診療できるように調整していますが、再初診の方の場合、中断されていた長期間の病状の把握には診療時間がかかることが多く、早急な受診は難しくなっています。このため、できるだけ6カ月に1回は定期的に受診をお願いします。また、中断後の受診を希望される場合には、余裕をもって、ご連絡ください。
初診はどの位の時間が必要ですか?
質問票への記載の時間を含め、約2時間ぐらいをみておいてください。
平日の受診は難しいのですが、夜間や土曜日の診療は可能ですか?
申し訳ありませんが、夜間の診療は行っていません。土曜日の診療は午前中のみ行っています。土曜日の診療を希望され受診される患者様が多いため、ご相談のある場合には、できるだけ平日の診療をお願いします。
睡眠検査を受ける場合の費用について教えてください。
睡眠検査は健康保険の適応になっていますが、担当医師の診断にもとづき必要な検査が異なりますので、その費用が異なってきます。
睡眠時無呼吸の疑いのある患者様では、自宅での無呼吸モニターを主として行っています。自宅での無呼吸モニターパルスオキシメトリーを行っています。検査費用は、自己負担3割の方の場合、約3,000円です。 また、nCPAP(在宅持続陽圧呼吸療法装置)による治療が必要とされた場合、鼻マスクや機器の選択、適正圧の調整のために、終夜睡眠ポリグラフィが必要となります。この場合、約1ヶ月のnCPAPの費用を含め、自己負担3割の方の場合、約30,000円になります。

また、過眠症や睡眠中の異常行動の患者様などでは終夜睡眠ポリグラフィ(場合によっては翌日に睡眠潜時反復テスト)を施行しています。こうした場合はDPCの対象となっており、検査費用は自己負担3割の方の場合、約30,000円です。

なお、上記は個室料の不要な病室での自己負担金額です。個室の場合には、個室料7,560円(消費税含む)が必要となります。
検査入院は、何時に入院すればよいのですか? また、翌朝、出勤することは可能ですか?
検査入院の場合、午後7-8時に来院していただき、午前6時すぎには検査は終わりますので、翌朝、出勤していただくことは可能です。ただし、無呼吸モニターやnCPAP圧の調整を目的に入院された方の場合などでは、できるだけ早急に治療の方針をご相談させていただきたいことから、検査結果のアウトラインを翌朝医師から説明を受けていただくことをお薦めしています。この場合でも、午前9時すぎには退院が可能ですので、後日、受診していただく時間的節約にもなると思います。
生活保護を受けていますが、受診や睡眠検査は可能ですか?
可能です。
子どもの診察は可能ですか?
小児の睡眠関連疾患の診療も行っており、主として非常勤の小児科医が担当しています。特に小児の閉塞型睡眠時無呼吸症候群などの患者様などの診療では、耳鼻咽喉科と協力し、多数の小児の患者様の手術(アデノイド切除および口蓋扁桃腺摘出)の実績があります。アデノイド切除では、従来の手術法ではアデノイドの切除が不十分となり再増殖による睡眠時無呼吸の再発のリスクが高く、当院耳鼻咽喉科では、この再発のリスクを減少させるため、マイクロデブリッダーによる切除を行っており、良好な結果を報告しています。ただ、当院には小児科の常勤医が不在すので、小児領域では全ての睡眠関連疾患に対する診療を行うことはできません。何卒ご了承ください
子どもの睡眠検査では添い寝が可能ですか?
睡眠検査には痛みはありませんが、子どもさんにとって病院での検査が不安に感じるのは当然ですし、いつも側にいてくれるご両親さんがいないと不安が強くなり、眠れないようでは検査が不十分な結果になってしまいます。このため、小学校の低学年までの子どもさんでは、ご両親さんの添い寝をお願いしています。子どもさんの隣にベッドがあり、そちらを利用してもらうことが可能ですので、付き添われるご両親の方も比較的快適に眠ってもらうことができます。
(なお、付き添いのご両親さん用のベッドを使用される場合、付き添いのご両親さんの寝具料310円(1日)が必要となります。何卒ご了承ください。)
睡眠時無呼吸症候群ではないと思うのですが、日中の眠気で困っています。診察は可能でしょうか?
可能です。気をつけていただきたいのは、睡眠時無呼吸症候群以外で日中の眠気を生じる原因として最も多いのは睡眠不足であることです。診察を受けるまでに、一度、睡眠時間や睡眠を含めた生活習慣を見直してみてください。毎日7~8時間の睡眠時間を確保していただくと、日中の眠気が改善する場合は少なくありません。睡眠時間を確保してみても、眠気が変わらないようでしたら、受診をおすすめします。
重症の睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されましたが、日中の眠気などの自覚症状はありません。医師からは在宅持続陽圧呼吸療法(nCPAP)の使用を薦められましたが、使用した方がよいのでしょうか? Q&A追加(2006.11)
nCPAPは睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者様の治療として、使用ができれば著効し、ほとんど副作用は生じない優れた治療法です。日中の著しい眠気や倦怠感といった自覚症状のあるSASの患者さんでは、nCPAPを使用すればこうした自覚症状が改善し、使用のメリットを実感できることが多い治療法です。一方、重症であっても、元々自覚症状のない方やnCPAPを使用しても自覚症状に変化の感じられない場合もあり、また、nCPAPは根治的治療ではなく、現在の日本の健康保険制度では継続して月に1回の受診が必要となるという問題点もあります。

しかしながら、SASは睡眠の分断による日中の眠気といった自覚症状だけではなく、身体疾患にも影響を及ぼします。睡眠中の無呼吸に伴う間歇的な低酸素(酸化ストレス)や交感神経系の活動亢進により、近年、高血圧、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、脳卒中のリスクが高まることが報告されています。特に重症のSASの患者様が長期に無治療でいると、心血管系疾患の発症率や死亡率が高くなり、nCPAPの治療を受ければSASでない人と同程度に改善することが報告されています。

こうした理由から自覚症状の改善が乏しくても、少なくとも重症の方や虚血性心疾患や脳卒中などの合併症のある患者さんではできるだけnCPAPを使用した方が良いと考えられます。


不眠症診療のご案内

不眠症の診療を平成26年5月より再開します。しかしながら、対応できる専門医が限られていることから、現在、不眠症で通院されている医療機関から紹介状(診療情報提供書)をお持ちの方に限ります。

睡眠覚醒異常(起床困難、昼夜逆転など)の方は診療の対象外とさせていただきます。

下記の事項に関しても、ご了解いただいた上で、ご予約ください。

  • ・医師の判断で専門医療機関での医療の必要性がなくなった時点で、これまで通院されていた紹介先の医療機関で診療を受けていただくことに同意いただける方。(睡眠医療センターでは短期間のみの診療を行い、継続的な診療は行いません)
  • ・睡眠日誌の記載を行える方。また、睡眠覚醒リズムに関わる生活習慣(スリープヘルス)の見直しに努力する意思をお持ちの方。

なお、診察の結果、下記と考えられた場合も、診療の対象外とさせていただきます。

  • ・うつ病や適応障害など精神疾患や発達障害などに伴う不眠と考えられる場合
  • ・睡眠薬や精神安定剤などの薬物依存、アルコール依存と考えられる場合
  • ・不眠が他の身体・神経疾患により生じていると考えられ、その治療が優先される場合など

電話予約受付時間

先着順で予約を受け付けますが、予約が埋まり次第、終了時刻より前でも予約受付を終了させていただきます。何卒ご了承ください。なお、電話予約後、必ず受診の2週間前までには通院中の医療機関の紹介状(診療情報提供書)を睡眠医療センターに郵送あるいは地域医療センターにFAXください。