地域医療連携室　概要

地域医療連携

地域医療連携とは

各医療機関にはそれぞれの機能や特色があります。例えば地域の診療所などは、初期診療や慢性疾患・長期処方などの継続診療の方を対象に医療を提供しています。また、当院のような急性期病院は、診療所では行えない専門的検査・入院治療・手術・救急医療が必要な患者様を受け入れる機能の病院になります。
このように、医療機関には、機能・規模により、それぞれの役割があります。地域医療連携とは、それぞれの医療機関の機能を有効利用するために、病院と診療所、あるいは病院同士が連携し、患者様に効率的で適切な医療を継続して受けていただけるように提供する連携のことを言います。

地域医療連携のメリット

• 一部の医療機関に患者様が集中することが避けられ、待ち時間も解消されます。
• かかりつけ医を持つことで、身近な医師に日ごろから相談に応じてもらえます。
• 医師が紹介・逆紹介することにより、適切な医療機関で継続性のある的確な医療が受けられます。
• 受診の際、紹介状をお持ちいただければ、初診時の選定療養費（7,000円+消費税）が免除されます。

かかりつけ医を持ちましょう

かかりつけ医とは

「かかりつけ医」とは、ご自宅や勤務先に近い、診療所、クリニック、医院などの医師のことです。
日常的な診療だけではなく、健康管理のことなども気軽に相談に乗ってもらうことができます。

なぜかかりつけ医が大切なのか

最近は診療科が細分化され、いざというときに自分の病状にあった医療機関を選ぶことが難しくなっています。病状に適した医療機関を選択するために何でも相談できる「かかりつけ医」を身近に持つことが望まれます。

かかりつけ医のメリット

• 日常の体調管理や健康相談を行え、何か変わったことがあった場合にはすぐに対応してもらえます。
• 大病院と比較して、待ち時間が短くじっくり診療してもらえます。
• 通院がしやすい（自宅や勤務先に近い）、夜診を行っているなど、大病院よりも日常の通院が便利です。
• 大病院のように診療科が細かく分かれていないので、総合的に診療を受けることが可能です。
• 入院や高度な医療が必要なときには、「診療情報提供書」により、適切な病院を紹介してもらえます。
  患者様の病状が安定しましたら、紹介元のかかりつけ医へ紹介（逆紹介）させていただきます。
  当院だけでなく、かかりつけ医やその他医療機関と地域全体で医療連携を行うことで、患者様へより適切な医療を受けていただくことができます。

かかりつけ医を紹介します

かかりつけ医をお持ちでない方は、ご希望の地域のかかりつけ医をご案内させていただきますので、地域医療連携室までご相談ください。